内容証明郵便の利用

売掛金回収の方法として最も一般的なのが、内容証明郵便によって催促をおこなうものです。内容証明郵便とは、いつ、どのような内容の郵便を、誰から誰へ送ったのかということを、日本郵便が証明する制度です。これを利用することによって相手は、催促の手紙を受け取っていないと主張することができなくなります。内容証明郵便を利用するメリットは他にも、売掛金の消滅時効を一時的に中断できるということがあります。消滅時効が差し迫っている場合は、すぐにおこなうといいでしょう。

内容証明郵便は文字数が決められており、捺印も必要となります。この形式を間違ってしまうと内容証明郵便としての効力を得られないため、作成の際には弁護士に相談すると、確実なものを作れるでしょう。弁護士に作成を依頼した場合は、内容証明郵便に時間と手間をかける必要がなくなるだけでなく、弁護士の名義の内容証明郵便となるため、相手への圧力としての効果も高まるでしょう。

ただし、内容証明郵便には法的な拘束力はありません。一通送る場合にも通常郵便料金に加えて、内容証明料、書留料、配達証明料がかかり、およそ1,300円必要になります。受取人や手紙文が増えるほど必要な金額も増えていくので、費用によっては内容証明郵便で得られる効果をしっかりと検証するほうがいいでしょう。